【ツクヨミ】物語の早々に消えた神様

出雲の神様
こんにちは、はっさくです

今回は六所神社に行ってきました。


みなさん、日本の三貴神といわれる神様をご存知でしょうか。

三貴神とは、スサノオ・アマテラス・ツクヨミの三柱のことです

日本神話について調べていると、「スサノオ」「アマテラス」という名前はよく見ます。
ですが、ツクヨミはその名をあまり見かけず、祀られている神社も少ないです。

そんな謎多きツクヨミについてお話します♪

神話の女神の共通点

日本書紀や古事記には女神さまが登場します。
女神さまと聞くと、美しい女性を連想しますが
神話の中の女神さまは、どうだったのでしょうか?

大気都比売神おおげつひめのかみ(イザナキとイザナミが産んだ神)
スサノオが天上界を追放されたとき、食物をこの神に乞う。
すると大気都比売神は、鼻、口、尻から食物を出す。
スサノオは穢らわしいと思い、殺してしまう。
死体になった女神の体に作物がなった。

葦原の中つ国の保食神うけもちのかみ(女神と記述はないけど、はっさくは女神だと思っているよ)
天照大御神はツクヨミに、保食神を見てくるように言う。
ツクヨミは保食神のところへ行くと、口から食物を出した。
ツクヨミもまたスサノオと同じように、穢らわしいと思い殺してしまう。

二人の神様は、体から食物を出して殺されてしまいました。
せっかく、おもてなしをしようと沢山食物を出したのに‥‥

それでは、その後のツクヨミはどうなったのでしょうか?

ツクヨミは女性?

天照大御神に、保食神を殺してしまったことを伝えたツクヨミ。
今度は天照大御神の逆鱗に触れ、ツクヨミは殺されてしまいます。
死んだツクヨミの体からは、牛馬、繭、食物が出てきます。

死んだ後、体から食物が出てくるのは他の女神と同じですね。

これだけでは、ツクヨミが女性であったという、はっさくの考察は弱いので
その時代の(縄文時代の風習)から考察してみましょう。

縄文時代の土偶のあり方

縄文時代の人達は、土偶を壊して破片を分けていたそうです。
これって生け贄の儀式を人を使わず土偶でしていたってこと?
世界の文明は、日本より古いので、きっと外国からそんな風習が入ってきたのでしょう。
作物がよく実るように、荒れた天候にならないように祈ったのでしょうね。

ところで土偶って、女性の胸がありますよね。
ということは、生贄って女性?!
ひどいわ~😥

女性を生贄に捧げ、豊漁、豊作を祈願する。
つまり、死んで食物が出てくるのは、女性のみということでは?
はっさくは、体から食物出てきたのでツクヨミも女性だったと考察します。

おまけにもう1つ。
月読命(つくよみのみこと)
月を読むと書きます。
はっさくは、これ、月経のことだと思っています。
女性の高い地位にあった巫女さんかな?なんて思ってますよ。

終わりに

神様の性別を色んな角度から、考えてみました。

その時代の風習や、何を大事にしていたか
古代日本人の生活や息づかいが、垣間見えるようで楽しい考察になりました。

はっさくは、神話を物語として考えるのではなく
実際にあった史実と、編纂した人の思惑が交錯したものだと捉えています。

古代日本人と藤原氏のドラマを想像すると面白いじゃないですか!
案外昼ドラよりもドロドロしているかも(笑)

みなさんも脳内で繰り広げられる、古代ドラマを楽しんでみてはいかがでしょうか!

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