【導きの神サルタヒコ】真の太陽神は誰か②

出雲の神様
こんにちは、はっさくです。
今回は佐太神社に行ってきました。

立派な狛犬が鎮座していて、きれいに整備されています。
お社の脇から階段を登っていくと、伊邪那美を祀ってある場所があります。
個人的には、この場所が一番好きです。
宇宙と繋がっている感覚になりますよ。

この神社の主祭神はサルタヒコです。
ん?サルタヒコって伊勢では?
これは裏がありそうだ…笑

さっそく、サルタヒコから色々なことを考察していきましょう‼

神話の中の【サルタヒコ】

身長は2m、鼻は1.6m、目は赤く光り、口からの光で天を照らし、尻からの光で地上を照らす。(この見た目で後に天狗といわれる)

天孫降臨の際、アマテラスの孫ニニギノミコトを道案内した。(ここから導きの神といわれる)

サルタヒコの妻はアメノウズメと言われている。

日本土着の太陽神(国つ神)

貝に手を挟まれ海に落ちて死にます。

サルタヒコとアメノウズメ、ヒルコとヒルメ

猿田彦神社は三重県伊勢にあります。
サルタヒコは伊勢地方の神様です。

先に、ヒルコとヒルメは伊勢の元々の太陽神だとしました。
どちらもアマテラス以前の伊勢の太陽神です。

ん?もしかして同一神では?

みなさんは、天の岩戸神話ご存知でしょうか。
「スサノオが暴れたので、アマテラスは天の岩戸という洞窟に隠れてしまった。
太陽神がいなくなったので、世界が闇に包まれた。
そこでアメノウズメが裸踊りをして、アマテラスを引きずり出した。」

これにそっくりな話が存在します。
天孫降臨神話で、ニニギノミコトが地上に降りるとき
サルタヒコの前でアメノウズメが服をはだけて踊っていた。

太陽神の前で踊るというのは「太陽呪術」だといいます。

はっさくの考察に入ります。
ヒルコとは日る子、つまり太陽神
ヒルメは太陽神に仕える巫女(神の声を伝える)

まず、太陽信仰の文化と農業技術を持ったサルタヒコが日本に渡来します。(海から来る者は神という日本人の考え方から神になりました)
神話の中のサルタヒコの見た目からも、外国人と推察されます。
後にヒルメという役職の巫女が登場し、ヒルコとヒルメがペアで崇められるようになったのではないでしょうか。

アメノウズメは後に猿女(さるめ)と名を変えます。
結婚して性を変えた説がありますが、サルタヒコに仕える巫女(ヒルメ)に就任したということだと
はっさくは考察します。
つまり、アマテラス勢力がアメノウズメを使って伊勢の太陽信仰に入り込んだと考えられます。

ニニギノミコトの時代に、アメノウズメは登場します。
ニニギの祖母のアマテラスより前に、日本の太陽神として君臨していたサルタヒコとは
時間軸がずれているのではないでしょうか。
海外の神話にも似た話がたくさんあることから、天岩戸神話はツッコミどころ満載です。笑

終わりに

真の太陽神は誰か、という疑問。
はっさくはの答えは、サルタヒコです。

太陽信仰の文化を持っていたことから、エジプト系?の渡来人かなって思っています。
世界最古の文明はシュメール文明です。
シュメールは龍神信仰です。
なので、サルタヒコ(太陽信仰)より前にスサノオ(龍神信仰)が日本に来たのだと思います。
大和政権(アマテラス勢力)は、スサノオの勢力を飲み込むために色々な工作をする必要があったのではないでしょうか。

ニニギノミコト(アマテラス勢力)がサルタヒコに案内されて、地上に降りた
⇒太陽信仰の先人からバトンを受けた
⇒天皇の正統性
という形に話を持っていったと考えられます。

天武・持統天皇の時代に伊勢の太陽神を皇室の神としたことから、
大和政権が天上界の神話を偽造したと思います。

文字というのは、真実を伝えることもできるし
そうでないことも伝えることもできます。

これは現代にも通じることです。
はっさくは最近、「知る努力」と「考える力」が大事だとひしひしと思います。
真実を見る目、大事ダヨネー😄

楽しく考察しながら、はっさくと一緒に古代日本にタイムスリップしてみませんか。
ドキドキ、ワクワクがみなさんを待っていますよ。

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